歴史をみると面白いですね!世界や日本での戦、全てで共通しているのが名を挙げたリーダーたちは勇敢で気が荒いところがあるが、必ず冷静な判断ができる一面をもっているのです。イケイケどんどでも引くときには引けることで上手に生き残っています。上手に引けないリーダーは負ける事が多いのです。
日本人がだれでも知っている秀吉と家康も家康のしたたかさには感服します。秀吉に仕え秀吉死後に豊臣を滅ぼす、もしも秀吉存命中であれば成功はしていなかった可能性が大です。また信長の命により子供を自害させたこともあった家康ですが、この時は人間として頭に血が上ったのは間違いないはずです。
実はプーチンもエリツィンにとても従順で有能な部下として階段を一気に駆け上がった存在です。プーチンは元々KGB出身で強いロシア復活を望み、民主化し国を分割化するエリツィンの方針は許せなかった存在なのですがプーチンは冷静にそしてしたたかにエリツィンと同じ思想に見せかけ地位を上げていったのです。この時のプーチンは今の傲慢さはなく冷静な人物だったのです。(後にエリツィンは晩年病床でプーチンを後継者にしたことは間違いだったと言っています)しかし今回のウクライナ進行は誤算であったのは間違いありません。世界中から非難や経済制裁にあい、更にNATO拡大を阻止する目的もあったのが逆に警戒感をあらわにした中立国、フィンランドやスウェーデンがNATO加盟申請をしてしまったのです。
ここで言いたいのは頭に血が上った時にいかに冷静に判断できるかが重要という事です。相手を負かして相手から利益を奪い取る これは不信、警戒、怨みを生み いつか自分の身に災難をもたらします。かたや相手の事を思いやり手を差し伸べる(友好や援助など)は信頼や親切心を生み 困った時には助けてくれる存在となります。但し(手を差し伸べたにも関わらず、裏切る行為をすると二度と信頼されず助けてもらえません)
敵対している時こそ、先ずは冷静になり相手と話し何が問題か?何が不満か?お互いの意見を聞き自分がされたらどう思うかを考えていけば解決につながっていくのではないでしょうか?
間違ったことに気づき素直に謝ると世の中許してもらえることが結構多いですよ!
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