ジェネリック薬がとつぜん変更される危険性

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最近ジェネリック薬が不足しています。皆さん最近薬局でジェネリック薬が変更されたことはありませんか?私の母も何種類か変更されています。処方箋をもっていつもの薬局に行くと!

薬剤師「こちらの薬が在庫がなくこちらに変更になりますが効能はほぼ一緒です。」気を付けなければならないのはほぼ一緒と言う言葉です。

ジェネリックとは

簡単に言うと先発薬が開発されて、ある一定期間(4~8年間の特許期間)がすぎるとほぼそれと同様の効果の薬を販売することが可能になるのです。(薬価も安く4~5割程度です)薬の開発には莫大な費用と長期の開発期間が必要になります。そこで新規開発された先発薬は価格も高く独占的販売が可能になるのです。

後発薬、それと同様の効果の薬品は実は若干分子構造が異なるのです(違う添加剤など)それゆえに効き目が若干ちがうのです。

何年も同じ薬を使用していると体もそれに慣れています。そこに分子が若干違う薬を利用すると違和感や拒否反応を示すこともあるのです。

それゆえ

ジェネリックが変更され体に違和感を感じたらすぐにかかりつけの医者にその事をお医者さんに相談してください。合わない薬を使い続けるととても危険だからです。

今回のジェネリック薬の不足は企業の不正が原因から始まりました。試験のデータをごまかしたり試験員の人数を削減などでちゃんとした試験をせず出荷していたことなどが原因です。

経済至上主義、営利優先をしてコンプライアンスを守らないととても危険です。以前 兵庫県尼崎でおきた列車事故も時間通りに到着しなければ運転士に重いペナルティーがかかるようにした企業体質により、カーブで危険だとわかっていても、到着時間を送れるのをおそれた運転士がオーバースピードで脱線し大事故につながったのです。

つまり業績も大事ですが安全、信頼のほうがもっと重要なのですね!




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